不動態化処理
- 半導体の国際工業規格に対応した処理が可能であり、処理後の成分分析も弊社にて対応可能です。
- コーティングとは違い表面を改質させる処理になりますので、寸法変化や変色などが御座いません。
- 専用の処理液に浸漬させる処理となりますので、複雑な形状でも液が回れば処理可能となります。
不動態化処理とは
不動態皮膜とはステンレス中のクロムと酸素が結びついて表層に形成される極薄で緻密なクロム酸化膜です。
その処理の方法はさまざまですが、当社では品物の用途によって電解研磨処理法と硝酸系の酸化剤中で浸漬処理を行う二通りの方法を使い分けております。
その処理の方法はさまざまですが、当社では品物の用途によって電解研磨処理法と硝酸系の酸化剤中で浸漬処理を行う二通りの方法を使い分けております。
また当社では新しい不動態化皮膜処理として、特殊な処理を施すことによって2nm以上の膜厚・Cr/Fe≧2.0を安定して生成することができます。
今までより酸化物の厚みを増しCr/Fe比を向上させることで、さらに耐食性を向上させることが可能です。
今までより酸化物の厚みを増しCr/Fe比を向上させることで、さらに耐食性を向上させることが可能です。
SEMI F19 UHPグレード相当となります。
従来の不動態化処理
新しい不動態化処理
※このグラフは一例です。
素材などの状態により影響を受ける場合があり、いかなる場合に於いても結果を保障するものではありません。
素材などの状態により影響を受ける場合があり、いかなる場合に於いても結果を保障するものではありません。
SUS304フレキチューブの複合サイクル試験
表面処理なし
錆の発生が多い
表面処理あり
錆の発生が少ない